8億人のコミュニティのために、安全と思いやりへの取り組みを強化

作成:  

Kevin Systrom

2017年9月26日

Instagramは、皆さまにこれからも安全でポジティブな自己表現の場としてご利用いただくため、新しい機能と取り組みを発表します。Instagramはサービス開始当初から、すべての人に開かれた場を目指してきました。コミュニティの規模も8億人に達し、毎日5億人に利用されるようになった今、これまで以上に安全と思いやりへの配慮が求められています。

コメントコントロール機能

コメント管理についてはすでに多くの機能を提供していますが、それに加えて他の機能をリリースします。今回のアップデートで、公開アカウントの利用者は自分の投稿にコメントできる人の範囲を新たな方法で指定できるようになります。すべての人からコメントを受け付ける以外に、フォロー中の相手だけ、あるいはフォロワーだけがコメントできるよう限定することが可能になります。また、アカウントが公開か非公開かにかかわらず、特定のアカウントをブロックして自分の投稿にコメントできないようにする機能も追加します。さらに、2017年6月、特定の不適切なコメントをブロックするフィルターを英語でリリースしましたが、このフィルターをアラビア語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語にも展開します。コメントを識別する精度は時間とともに向上し、コミュニティはより快適に、大切な瞬間をシェアできるようになります。

ライブ配信中、サポートが必要な利用者を匿名で報告する機能

Instagramでは、利用者が本当に必要としているときにメンタルヘルスに関連する情報やサポートを提供できるよう継続して取り組んでいます。今後は、ライブ動画の視聴中、誰かが困難な状況に陥っている、あるいはサポートを必要としていると思われる場合に、匿名で報告できるようになります。報告を行うと、ヘルプラインへの電話や、友達への相談、その他のアドバイスや支援の利用を促すメッセージが相手に届きます。Instagramでは、このような報告に世界各地のチームが24時間年中無休で対応できる体制を整えています。

#思いやりを言葉に

今後数か月にわたり、Instagramは世界各国の都市の壁を、思いやりをテーマにしたカラフルなアートウォールに変えていきます。ウォールを見に行き、写真や動画を撮影して、誰かの1日をハッピーにするコメントと「#思いやりを言葉に」のタグを添えてシェアしましょう。また、思いやりをテーマにしたハートのスタンプも登場します。アートウォールスタンプは、世界中のアーティストの協力を得てデザインされたものです。

Instagramは、今も当初と変わらず、安全で温かいコミュニティを作りたいと心から願っています。以上の機能などについて、詳しくはabout.instagram.com/communityをご覧ください。皆さまのご理解とご協力に感謝いたします。

Kevin Systrom

共同創業者兼CEO