Instagram Live Producer

2022年11月2日

デスクトップのLive Producerとモバイルアプリ内のライブ動画

免責情報: 現時点では、Live Producerへのアクセスは制限されています。

ストリーミングソフトウェアを使用してInstagramでライブ配信を開始するには、どうすればよいですか。

Instagram Live Producerでは、ストリーミングソフトウェア(OBS、Streamlabsなど)を使い、ストリームキーを通じてInstagramでライブ配信を開始できます。今回の連携により、追加のカメラ、外部マイク、グラフィックなど、従来のスマートフォンのカメラを超えた制作機能を活用できるようになります。この機能は、instagram.comでのみ利用できます。

技術要件

ストリーミングソフトウェアでライブ配信を開始する前に、動画が次の仕様に沿っていることを確認してください。ストリーミングソフトウェアの設定について、詳しくはこちらをご覧ください。

ここで紹介しているおすすめの設定は、さまざまなデバイスやネットワークで視聴者に最適な品質と体験を提供できるよう検証済みのものです。

動画フォーマット

  • アスペクト比: 9x16 (推奨されますが必須ではありません)
  • 30 fpsで720p (注: 30 fpsが推奨されますが、Live Producerは60 fpsにも対応しています。60 fpsを使用する場合でも、Live Producerのプレビュー画面は30 fpsで表示されます。これは想定された動作ですが、現在これを修正する方法を調査中です。)
    • 解像度: 720x1280
    • 動画ビットレート範囲: 2,250~6,000 Kbps
    • その他のオプション(対応していますが推奨されません): 30 fpsで480p、360p

音声フォーマット: 以下の設定は、OBSを含むほとんどのストリーミングプラットフォームのデフォルトです。

  • サンプルレート: 44.1 KHz
  • チャンネルレイアウト: ステレオ
  • ビットレート: 256 Kbps以下

設定

  1. イベントに使用するストリーミングソフトウェアを選択します(Streamlabs、OBS、Streamyardなど)。
  2. ストリーミングソフトウェアのインターフェイスを開き、URLとストリームキーを入力する場所を探します。

    URLとストリームキー(詳しくは下記を参照)を使うと、ストリーミングソフトウェアの設定をInstagram Liveに直接配信できます。
  3. instagram.comを開き、[投稿を追加]ボタン(正方形内のプラス記号)をクリックし、ドロップダウンメニューから[ライブ]を選択します。
  4. [ライブ配信を開始]画面で、ライブ動画のタイトルを入力し、共有範囲を選択します。[練習]を選択した場合は誰にも配信されず、[公開]を選択した場合は通常のライブ動画と同様にフォロワーにライブ配信されます。

    ライブ動画のタイトルと共有範囲の入力
  5. 次に、固有のURL、ストリームキー、それらの使い方が示された画面が表示されます。

    ストリームキーをコピーするか、新しいキーが必要な場合はリセットできます。注: ストリームキーは静的なものではなく、Live Producerを使用するたびに更新されます。

    作成されたストリームURLとストリームキー

Instagram Liveへのストリーミング

  1. ストリーミングソフトウェア内で、URLとストリームキーを使用して、Instagram Liveをストリーミングエンドポイントとして追加します。

    注: Instagram Liveは「カスタムRTMP」として追加する必要があります。カスタムRTMPを選択すると、URLとストリームキーを追加できるようになります。カスタムRTMPを入力する場所はプラットフォームによって異なりますが、多くの場合はストリーミング設定の中にあります。
  2. 希望どおりにストリーミングを設定したら、ストリーミングソフトウェアでストリーミングを開始します。instagram.comのLive Producerのビューアーで、ストリーミングがInstagram Liveでどのように見えるかをプレビューできます。Live Producerのプレビューは、ストリーミングソフトウェアで行った設定を反映しています。プレビューがプレビュー画面に表示されるまで、数秒かかることがあります。
  3. プレビューを見て確認したら、Live Producerで[ライブ配信を開始]をクリックしてライブ配信を開始します。ライブ配信が開始されたら、[コメント]タブで視聴者からのコメントを読んだり、返信したりできます。
  4. ライブ動画を終了したい場合は、[ライブ動画を終了]をクリックします。

    Live Producerビューでのライブ動画の終了

注: Live Producerでライブ配信を終了する前にストリーミングソフトウェアでストリーミングを終了した場合は、ストリーミングソフトウェアから受信した最後のフレームが表示された状態でライブ動画が継続します。ライブ動画をスムーズに終了するには、まずLive Producerでライブ配信を終了して、その後にストリーミングソフトウェアでストリーミングを終了してください。

コメントの管理

  1. ライブ配信が開始されたら、[コメント]タブで視聴者からのコメントを読んだり、返信したりできます。
  2. コメントをクリックすると、以下のオプションを含むメニューが表示されます。
    • [報告する]を選択すると、コメントが不適切な行動としてフラグされます。
    • [コメントを固定する]を選択すると、コメントがフィードの最上部に固定されて表示されます。固定されたコメントを削除するには、右側にある[X]をクリックします。

配信終了後のライブ動画のVODを保存する

終了したライブ配信は、ライブアーカイブ内で表示、シェア、ダウンロードできます。ライブアーカイブにアクセスするには:

  1. プロフィール画面で、右上のメニュー(3本の横線)をタップします。
  2. このメニューで、[アーカイブ]ボタンをタップします。
  3. 画面上部のドロップダウンをタップし、[ストーリーズアーカイブ]から[ライブアーカイブ]に切り替えます。
  4. 配信が終了した過去のライブ動画が表示され、Instagramにシェアしたり、デバイスにダウンロードしたりできるようになります。

一般的なよくある質問

はい。ただし、ライブ配信者がLive Producerのインターフェイス内でできるのは、コメントの表示と返信のみです。その他の機能(ライブルーム、ショッピング、募金キャンペーン、Q&A)は、現時点ではLive Producerでサポートされていません。

はい。ただし、配信終了後のライブ動画は、ライブアーカイブを有効にしている場合にのみ、ライブアーカイブ内からシェアおよびダウンロードできます。ライブアーカイブは、Instagramモバイルのプロフィールからアクセスできます。

同時ライブ配信は、現時点ではネイティブにサポートされていません。ただし、同時ライブ配信が可能なストリーミングソフトウェアを使い、Instagram LiveをカスタムRTMPエンドポイントとして追加することは自由にできます。

はい。ただし、縦型(9:16)のアスペクト比に合わせてストリーミングソフトウェアプラットフォームを設定することをおすすめします。このステップを行わない場合、ライブビューアーは自動的に左右をトリミングし、9:16に収まるようにズームインします。ストリーミングで横型の動画フィードを使用する場合でも、このステップを行うことをおすすめします。これにより、トリミングを防ぎ、横型の動画フィードの上下の画面スペースをPiPやグラフィックなどの機能に活用できるようになります。

現時点では、Live Producerではモデレーションはサポートされていません。

ライブルームを使用してゲストや共同主催者を追加する機能は、現時点ではサポートされていません。

現時点では、構築する予定はありません。