Baby Arielの「Love Triangle」シリーズや、ザ・ロックことドウェイン・ジョンソンの「Mana and Gratitude」シリーズ 、Jameela JamilがSam SmithやLizzoをゲストに迎えた「I Weigh」インタビューシリーズなど、IGTVのコミュニティではすばらしい縦型動画がシェアされてきました。
IGTVのリリースから1周年。その間に、多くの学びと成長がありました。クリエイターや視聴者の皆さまにお会いして、気に入った点、改善が必要な点を伺いました。実は、これまでに行った大きな変更の多くはそうしたご意見をもとにしています。例えば今年に入ってからの主な変更の1つとして、IGTV動画のプレビューをInstagramフィードに公開できるようにしました。IGTV動画を見つけてもらえる場所が増えたことで、2月のリリース以来、IGTVの利用時間はさらに長くなり、さまざまなクリエイターによるオリジナルコンテンツの公開も急増しています。
そしてこのたび、クリエイターや視聴者の皆さまからのご意見を踏まえ、さらなる仕様変更を行います。かねてよりクリエイターからは「IGTVで横型動画を公開したい」という要望があり、視聴者からは「IGTVで横型動画をもっと自然な形で見たい」という声をお寄せいただいていました。
そこでIGTVでは今後、縦型動画だけでなく横型動画もサポートすることにいたしました。そして最終的にはIGTVを、撮影形式にかかわらず質の高いコンテンツが集まり、クリエイターが思いどおりに自己表現できる場にすることを目指します。
当初とは方向性が変わることになりますが、視聴者とクリエイターのためには正しい変化だと弊社は考えています。IGTVでの横型動画のサポート開始は、さまざまな面で、2015年にInstagramが正方形以外のアスペクト比のサポートを開始したときに似ています。2015年の変更は、結果的にクリエイティビティを制約から解き放ち、エンゲージメントを高めることにつながりました。今回のIGTVの変更でも、同様の影響が生まれると確信しています。
視聴者にとっては、IGTVを通じて好きなクリエイターからより多くのコンテンツを、携帯電話から直接見られるようになります。クリエイターにとっては、表現の自由度がさらに高まることになります。縦型動画はクローズアップで親密さを感じさせる絵作りに適していますが、ダンスやスポーツなど動きが激しく、複数人をフレームにとらえたい映像には横型動画のほうがむしろ適しているのです。
有意義で力強く多様性に満ちたコミュニティを築き、モバイルにおけるテレビの未来を形作ってくださっているクリエイターの皆さまに、改めて感謝いたします。進化はこれで終わりではありません。弊社はこれからも、IGTVとInstagramがクリエイターにとってコミュニティの拡大とビジネスの発展を支えるものとなるよう、サービスの改良に努めてまいります。
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