#KindCommentsの壁画に参加したアーティストを紹介

2017年9月26日

Metaでは今後数か月間にわたり、世界各都市の壁をカラフルなメッセージアートに変えて「#KindComments (思いやりを言葉に)」の行動を促すグローバルな取り組みを継続していきます。壁画はすべて、世界のInstagramコミュニティのアーティストによって制作されました。

壁画を見に行って写真や動画に収め、誰かの1日をハッピーにするコメントと#KindCommentsのタグを添えてシェアしましょう。

今回のイベントのために壁画の制作にご協力いただいたアーティストを紹介します。それぞれのアカウントをチェックしてみてください。

Lakwena (@lakwena) – Lakwenaさんは、大胆な色使いの幾何学模様と人を勇気づける魅力的なメッセージを組み合わせた作品を制作しています。万華鏡を思わせるアイコニックな作品では、装飾的デザインがコミュニケーションの手段として用いられ、作品に意味を与えています。彼女の制作活動の中心には言葉があり、イメージとして使用されると同時に作品に意味を込める役割を果たしています。参考にしているのは、伝統的なサイン文字と現代的なグラフィックデザインの技術や表現法です。政治的な表現形式として、Lakwenaさんは、儀礼や神話化における装飾様式を現代のポップカルチャーに昇華する方法を模索しています。

場所: The Bowery Wall, 76 E Houston Street, New York, New York

Lourdes Villagomez (@lourdes_villagomez) – メキシコ人アーティストのLourdesさんは、メキシコシティにあるUniversidad Iberoamericanaでグラフィックデザインの学位を取得。副専攻科目は美術でした。さらに、ケンブリッジのCATSカレッジで写真とアートを学んだ後、イタリアのフィレンツェにあるAcademia Riaciに進み、ビジュアルアートの修士号を最近取得しました。主にアクリル絵画の技法を使用し、ポートレートや自身のルーツであるメキシコの豊かな文化を題材にした作品など、幅広いテーマで制作活動を行っています。さまざまな色をふんだんに使ったフレッシュなスタイルから、生き生きとした鮮やかなタッチの作品が生み出されます。

場所: メキシコシティ

Dallas Clayton (@dallasclayton) – ベストセラー作家、イラストレーター、壁画制作者、慈善事業者、冒険家、旅するパブリックスピーカーなど、子供だけでなく幅広い年齢層に向けた発信者としての多彩な顔を持つDallasさん。「An Awesome Book (ゆめのおはなし)」を自費出版して子供たちに大きな夢を持つことの大切さを伝えたことで、「現代のドクター・スース」と称えられました。何気ない日常的な空間を、人々がポジティブな感情を分かち合うための機会へと変容させるさまざまな活動を展開しています。彼の手がけた壁画は、世界中の都市空間に鮮やかな彩りや光、希望といった芸術のエッセンスをもたらすだけでなく、やさしさ、愛、内省、思いやりといった感情を媒体として人と人とを物理的に、またデジタルに結びつけます。

場所: テキサス州ダラス、メインストリート2649 (西側外壁)

場所: TOMS store: 1611 N Damen Ave, Chicago, IL 60647

場所: Union Market, 1309 5th St NE, Washington, DC 20002

Chocomoo (@yukachocomoo) – 京都出身のYukaさんは、「Chocomoo」というアーティスト名で活動する新進気鋭のイラストレーターです。彼女の独創的なスタイルは「ポップ」で「モノトーン」。ロックやヒップホップなどの音楽や伝統的な書道からインスピレーションを得ています。ミュージシャンやブランドとのコラボからアートショーなどでの作品発信まで国内外のさまざまなパートナーと連携しながら活動し、自由奔放なイラストで世界中のファンの注目を集めています。

場所: 南青山三丁目交差点

Diela Maharanie (@dielamaharanie) さんはジャカルタをベースに活動するイラストレーターで、明るくカラフルな世界観の中にアイロニーを漂わせたアートを制作しています。色鮮やかなビジュアルにメランコリックな情緒を表現するキャラクターを配置し、作品に重層的な意味合いを与えています。作品を通して自分自身の美的感覚や取り巻く環境に対する思い、アイデア、反応を伝える手段を確立し、彼女をイラストレーターという職業に導いた描くという行為そのもののもたらす悦びを表現し続けています。イラストレーターとしての活動のほか、ワークショップでの指導や、作品をベースにした製品の製造販売も行っています。

場所: ジャカルタ、セントラルパークモール、トライベッカパーク

Mikhaela Cherry Virginia Chandra (@mikhaelacherry)さんはフリーランスで活動する24歳の壁画アーティスト。インドネシアのジャカルタ出身で上海の大学に進み、マーケティング/グラフィックデザインの分野でキャリアをスタートしたものの、アーティスティックな活動に人生を捧げたいという情熱に衝き動かされて2015年にその職を離れました。複雑なゼンタングル描画(パターンデザイン)に水彩、そして気まぐれな落書きのようなモチーフの組み合わせで表現される作品やポートフォリオは、心地よいと感じる領域や環境から大胆にステップアウトすることで創造されるということです。

場所: ジャカルタ、セントラルパークモール、トライベッカパーク

Yessiow (@yessiow)さんはインドネシア人のイラストレーター。ビジュアルコミュニケーション専攻でデザインを学んでいます。5歳で芸術に目覚め、2012年に「落書きアート」の試作を開始しました。彼女のポートフォリオには、「落書きアート」、壁画、デジタルアートが含まれます。「落書きアート」を好んで制作するのは、このスタイルがアイデアやイマジネーションを生き物や装飾的デザインの形で具現化するのに最適であると感じているからです。大胆な形象とパステルカラーの組み合わせが特徴的で、これが彼女の作品のトレードマークとなっています。さまざまなイベントで作品を発信しているほか、2012年にインドネシア最大規模の落書きアートコミュニティを立ち上げ、10都市で活動を拡大しています。

場所: ジャカルタ、セントラルパークモール、トライベッカパーク