Instagram体験を形作る新機能「おすすめリセット」が登場

2024年11月19日

主なポイント

  • Instagramでは、気分を一新したいときに発見、リール、フィードでのコンテンツのおすすめをリセットできるティーン向け機能をテストしています。
  • この機能は、おすすめされるコンテンツを利用者側でキュレートできる既存のツールをベースにしています。
  • 年齢にふさわしくないコンテンツがティーンに表示されないようにする取り組みについて、透明性センターで新たなページを公開します。

ティーンをはじめ誰もが、安全で、ポジティブで、年齢に適した体験を楽しみ、Instagramで過ごす時間に価値を感じられるようにする――それがInstagramの願いです。ティーンには、不適切なコンテンツとの接触を未然に防ぐティーンアカウントだけでなく、自分の「好き」や興味・関心の変化に合わせてInstagramでの体験を形作ることができる新たな機能が必要だと考えています。

そこで、ティーンを含めたInstagram利用者全員を対象に、おすすめをリセットできる機能のテストを開始しました。発見、リール、フィードでのコンテンツのおすすめを数タップでリセットし、気分を一新できる機能です。

リセット後は、おすすめのパーソナライズが再び一からゆっくりと始まり、自分がアクションを実行したコンテンツやアカウントに基づいて新たなコンテンツが表示されるようになります。リセット時には、フォロー中のアカウントを見直したり、コンテンツへの関心がなくなったアカウントのフォローをやめたりするオプションも表示されます。

おすすめをリセットするフローが表示されているスクリーンショット。

Instagramではこのたび、整理整頓のエキスパートであるThe Home EditのJoanna氏、Clea氏とパートナーシップを結びました。家の片付けと同じようにInstagramアカウントを子どもと一緒に整理整頓する方法について、保護者向けのアドバイスを発信していきます。Instagramでいつも見ているものは何か、まだそれに興味があるか、ほかに見たいコンテンツはないかをよく考えてみましょう。

Instagram体験を形作る方法

今後数週間で段階的にグローバル展開するこの新機能は、おすすめコンテンツを利用者側で選別できる既存のツールがベースになっています。

例えば、投稿の隅にある3点ドットをタップして[興味あり]を選択することで、発見ページでおすすめされたコンテンツが気に入ったことをシステムに伝える機能です。米国、英国、カナダ、オーストラリアでこのほど発表したティーン向けの新機能では、もっと見たいトピックを本や旅行、料理、スポーツなどあらゆる候補から選べます。Instagramには、おすすめが好みでないことをシステムに伝える機能として、3点ドットメニューから[興味なし]を選択する方法や、特定の語句を含むキャプションを非表示にする非表示ワード機能もあります。

Instagram体験をコントロールできるティーン向けツールは、おすすめ以外にも豊富にあります。例えば、[フォロー中]フィードに切り替えれば、フォロー中のアカウントからのコンテンツが、投稿日時が最近のものから時系列順に表示されます。あるいは、アカウントを[お気に入り]リストに追加すれば、そのアカウントからのコンテンツがフィードに、より頻繁に、より上位に表示されるようになります。お気に入りのアカウントからの投稿を手早くチェックしたいときは、お気に入りアカウントだけが表示される専用のフィードを見ることも可能です。

自分のストーリーズを見る人を細かくコントロールできる親しい友達機能などもあるほか、設定の[アクティビティ]では、過去のアクションを一元的に確認および管理して、自分のデジタルフットプリントを細かくコントロールすることができます。ティーンには、フォロー中リストを定期的に見て、フォロー中のアカウントが投稿するコンテンツについて興味が薄れていないか確認するよう促しています。

年齢にふさわしいコンテンツを表示するための取り組み

ティーンがオンラインで成人向けコンテンツや不適切なコンテンツを目にしてしまうのではと心配する保護者の方もいらっしゃるでしょう。そこで、Instagramでは、アプリでティーンに表示されるコンテンツの種類についてルールを厳格化しました。ルールに違反したコンテンツを完全に削除することに加え、不適切または成人向けである可能性のあるコンテンツがティーンに表示されないようにする対策も講じています。そうしたコンテンツをおすすめしないようにしているほか、ティーンのフォロー中の人によってシェアされた場合でもティーンの目に一切触れないように適宜非表示にしています。

コンテンツに対するこうした取り組みの中身を保護者とそのお子さんによりよく理解していただくための新しいページを、本日、透明性センターに公開しました。保護の各レイヤーについて説明するとともに、Instagramが削除したり、ティーン限定で非表示にしたり、おすすめを控えたりするコンテンツタイプの例を紹介しています。