この数か月間で弊社では、InstagramとFacebookの認証申請プロセスを改善するためにいくつかのアップデートを実施しました。ここでは、変更点、認証を申請する際の注意点、およびその他のよくある質問への回答を詳しくご紹介します。
基本的に認証とは、自分がフォローまたは検索している著名なアカウントが間違いなく本物であることを知るための手段です。利用者は認証を通じて、どのアカウントが本物で著名なものであるかを知ることができます。認証バッジは、Instagramによる推薦を意味するものではなく、重要性を示すマークでもありません。
弊社は、現在行っている公平性に関する取り組みの一環として、認証プロセスの見直しを実施しました。その結果、認証の目的、アカウントが認証を受ける方法、および認証の有無によりInstagramとFacebookでのアカウントの扱いに違いはあるのかといったことを明確にご存じない方がいらっしゃることがわかりました。
この数か月の間にアプリ内のフォームがアップデートされたことで、認証の申請方法が少し簡単になりました。このアップデートで、認証の申請時に提出すべきものがわかりやすくなり、要件が明確に提示されるようになりました。この要件はFacebookとInstagramで共通です。
認証を受けるには、Instagramの利用規約とコミュニティガイドラインに従っている必要があります。また、申請するには(アプリから申請可能)、以下の要件を満たしている必要があります。
Metaは、複数のニュースソースで取り上げられているアカウントを認証します。ただし、有料コンテンツや広告はニュースソースとみなされません。InstagramとFacebookでは先日、対象となるニュースソースのリストを拡大し、黒人、LGBTQ+、ラテンアメリカ系メディアを含むより多様性のある報道機関や、世界中の報道機関などをさらに追加しました。実施したアップデートにより、アカウントの所有者は、認証申請の審査チームに対し判断材料として、アカウントが持つオーディエンスに関する情報や、アカウントが最も人気を得ている地域について共有し、最大5件のニュース記事を提供できるようになりました。
簡単に言うと、認証はそのアカウントが本物で有名であるというシグナルになります。認証は弊社による推薦を意味するものではなく、これを受けたからといって、システムによってコンテンツの表示場所が優遇される訳ではありません。弊社は、認証申請プロセスにおける公平性を確保するため、信頼できる報道などを情報ソースとし、その個人の文化的影響の評価を行っています。影響とは例えば、現在その人物が自分のコミュニティの中で大きな話題になっているか、最近その人物が発信した情報が広く拡散されているか、といったことです。
残念ながら、アカウントの認証がその所有者にとってセキュリティリスクにつながる場合があることを弊社は認識しています。ハッカーが認証済みアカウントのコントロールを奪い、バッジや苦労して獲得したフォロワーまでも販売しようと企てる可能性もあります。ハッキングを防止し、詐欺やなりすまし行為を警戒するために、認証済みアカウントには二段階認証を設定することを強くおすすめします。
認証済みアカウントの名前を変えたり、認証を別のアカウントに移行したりすることはできません。ブルーバッジの目的は、弊社がアカウントを審査し、本物だと確認したことを利用者に知らせることです。
悪質な方法による認証の取得、認証済みアカウントの他者への販売などの行為を見つけた場合は、それに対する措置を講じます。弊社は、悪質な行為者を発見して排除するために、プラットフォームの内外で定期的に徹底した調査を行っています。Instagramのコミュニティガイドラインについて、詳しくはこちらをご覧ください。
弊社では、皆様にInstagramとFacebookをより快適にご利用いただけるよう、継続的に変更を加えています。認証のしくみをご理解いただくうえでこの投稿がお役に立てば幸いです。認証について、詳しくはヘルプセンターをご覧ください。
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