利用者がブロックした相手から再び連絡が来ることを、できるだけ減らしたいと考えています。そこで、他の利用者をブロックする際、その相手が保有する、または新たに作成する別のアカウントもブロックできるようになり、Instagram上でその相手があなたとやり取りをすることがさらに困難になりました。
昨年、Instagramでのブロックのしくみがアップデートされ、1つのアカウントだけでなく、その相手が今後作成する新しいアカウントもブロックできるようになりました。今回のアップデートにより、その相手がすでに持っている可能性がある既存のアカウントもブロックできるようになります。この新しい変更点に関する初期段階のテスト結果によると、1週間あたり400万のアカウントが自動的にブロックされることが見込まれ、それらのアカウントを手作業でブロックする必要がなくなります。
昨年の非表示ワード機能の登場以来、多数のフォロワーを持つ利用者1の5分の1以上がこの機能をオンにし、コメントやメッセージリクエストから不適切なコンテンツを自動的にフィルタリングする効果的なツールとして利用しています。非表示ワードが、利用者の安全を守るための効果的な機能であることが実証されました。利用者1がコメントで非表示ワード機能をオンにすると、不快な内容である可能性があるコメントが平均で40%削減されます。
この保護機能を、より多くのクリエイターの皆さまに利用していただきたいと考えています。そこで、クリエイターアカウントを対象として非表示ワード機能を自動的にオンにするテストの実施を開始します。引き続き、この設定のオンとオフは、いつでも切り替えることができます。また、目にしたくない追加の単語、フレーズ、絵文字を指定してカスタムリストを作成することもできます。
保護機能を強化するため、次のような非表示ワード機能の改善にも引き続き取り組んでいきます。
悪気がなくても、言葉遣いを誤り、相手にネガティブに伝わってしまうことがあります。オンラインでのやり取りでは、特にこれが発生しがちです。
ツッツキを表示することでInstagramでの不快な発言の量を減らせることが確認されたので、この機能の利用を拡大します。新しい通知では、システムによって不適切な内容である可能性があると検出されたコメントに返信する前に、一呼吸を置いてどのように返信するか考えるよう利用者に促します。このツッツキ機能が現時点で提供されているのは、アプリの設定が、英語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語、中国語、またはアラビア語の利用者です。
DMでクリエイターにメッセージリクエストを送信する際に、相手に配慮した内容にするよう利用者に促すリマインダー機能の提供も開始しました。このツッツキ機能は、DMリクエストの送信相手が感情を持った人間であることを送信者に思い出させ、知り合いではない相手には、より配慮してメッセージを送るよう促します。このリマインダー機能は、今後数週間にわたって全世界に展開される予定です。
Instagramでは今後も、利用者を不適切なコンテンツから守るためのさらなる方法を検討し、敬意を持って互いを支えながらやり取りできるような環境作りに取り組んでいきます。
1 フォロワー数が1万人を超える利用者。
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