Metaは、当社アプリでのティーンの体験を年齢にふさわしい安全なものにしたいと考えています。こうした方針のもと、ティーンとその保護者をサポートするために30以上のツールや機能を開発してきたほか、Metaの規定に違反するコンテンツや行為に対処するためのポリシーとテクノロジーの構築に10年以上を費やしてきました。
今月初めには、不適切なおそれのあるコンテンツをInstagramやFacebook上で見ることができるティーンの能力をさらに制限するための新たな対策と、夜間はInstagramを閉じるようティーンに促す新しいお知らせ機能を発表しました。本日は、望まない連絡からティーンを守り、保護者がティーンのオンライン体験をさらに容易に管理できるようにするためのさらなる取り組みをお知らせします。
Instagramを利用するティーンを望まない連絡から守るために、Metaでは、19歳以上の成人が自分をフォローしていないティーンにメッセージを送信することを制限しています。また、利用者が自分をフォローしていない人に送信できるDMのタイプと件数を、「テキストのみのメッセージ1件まで」と制限しています。
望まない連絡からティーンを守る対策を強化するため、今後は、自分がInstagramでフォローしていない人や、つながっていない人からのDMの受信が、ほかのティーンからのDMも含めてデフォルトでオフになります。
この新しいデフォルト設定では、ティーンにメッセージを送信したり、ティーンをグループチャットに追加したりできるのは、ティーンがすでにフォローしている人か、つながっている人のみになります。これにより、ティーンもその保護者も、「知らない人からのDMが届かなくなる」とさらに安心して利用できるようになります。ティーンのアカウントがペアレンタルコントロールの対象になっている場合、ティーンがこの設定を変更するには保護者からの許可が必要になります(詳細は後述)。
このデフォルト設定は、16歳未満(一部の国では18歳未満)のすべての利用者に適用されます。Instagramをすでに利用しているティーンの場合は、このメッセージ設定の変更を伝えるお知らせがフィードの上部に表示されます。
この変更は、ティーンのMessengerのデフォルト設定にも適用されます。これにより、16歳未満(一部の国では18歳未満)の利用者には、Facebookの友達または電話番号などの連絡先を通じてつながっている人からのメッセージしか届かなくなります。
画像はイメージです。
このほかにリリースを予定している新機能では、すでにつながっている人から届いたメッセージ内の好ましくない画像や不適切なおそれのある画像がティーンの目に触れにくくなり、そのような画像の送信自体も抑制されます。この機能は、暗号化チャットにも導入される予定です。詳しくは年内にお知らせします。
ペアレンタルコントロールを2022年3月にリリースしてから、Metaでは、保護者がティーンのオンライン体験に、より関与できるよう継続的に新機能を追加してきました。例えば、保護者が時間制限や休憩時間を設定できる機能や、ティーンが誰かをブロックしたり、誰かを報告したことをシェアしたりしたときに知ることができる機能、ティーンが設定を変更したときに通知される機能などです。
ティーン(16歳未満)が安全やプライバシーに関するデフォルト設定を緩めた場合、従来は変更したことが事後的に通知されるだけでしたが、今後は、ペアレンタルコントロールを使用している保護者に、その設定変更のリクエストを承認するか却下するかを求めるお知らせが届くようになります。例えば、ティーンが自分のアカウントを非公開から公開へ変更しようとした場合や、[不適切なコンテンツをコントロール]を[表示を減らす]から[通常]に変更しようとした場合、さらに、フォローしていない人や、つながっていない人からのDMの受信を許可する設定変更をしようとした場合には、そのリクエストを承認するか却下するかを求めるお知らせが保護者に届くようになります。
Metaのすべてのペアレンタルコントロールツールと同様、この新機能も、保護者とティーンがオンラインでの過ごし方を模索し、ティーンと家族にとって何が最善かを決める際に、保護者とティーンのオフラインでの会話を促すことを意図したものです。
ConnectSafelyのCEOであるLarry Magid氏は次のように述べています。「安全とプライバシーに関するティーン側のデフォルト設定の変更を保護者による承認制にすることで、保護者は子どもを守る手段を得られます。同時に、友達や家族とのコミュニケーションを妨げることなく、ティーンのプライバシーを守ることができます」。
ぜひファミリーセンターにアクセスしてみてください。ティーンと家族をサポートするためにMetaが開発してきた30以上のツールと機能の詳細や、専門家によるリソースをご覧いただけます。
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