Instagramは、すべての利用者にとって安全で支え合えるコミュニティを育むことに力を注いでいます。本日は継続的な取り組みの一環として、情報提供と安全対策面の最新機能をピックアップしてお伝えします。
Instagramでは、コミュニティガイドラインに違反する悪意あるアカウントを自動化システムで検知し、削除していますが、これに加えて、利用者が自分のアカウントを守る行動を取れるように不審なアクティビティを通知する新機能も継続的に導入しています。悪質行為者の多くは初めから悪意を持ってアカウントを使用するわけではないため、これは特に重要です。Instagramは、なりすましや詐欺など、人をだまそうする行為に対する意識向上に取り組むことで、利用者自身が問題を未然に防ぐ対策を取れるようにしています。
こうした介入ツールの初期のものについては、2022年末よりテストを開始し、現在ではInstagramで広く提供しています。Instagramでは、検知や措置のための技術の改良に継続的に取り組む一方で、悪質行為者が絶えず手を替え品を替えて検知をかいくぐろうとしていることも認識しています。そのため、1つのツールが特効薬になることはありえず、また、広くインターネット利用者を狙った詐欺やスパムなどの業界全体の脅威に1つの企業で対抗することもできません。こうした理由から、Instagramは同業他社との連携、新しい試み、Instagramコミュニティとの最新情報の共有に継続的に取り組んでいます。
個人やビジネスのなりすましであるとInstagramが判断したアカウントや、詐欺行為が疑われるアカウントからフォローリクエストが届いた場合に、望まないやり取りや不審なやり取りが生じる可能性について知らせるメッセージが表示されるようになります。
また、詐欺的であるとInstagramが判断したアカウントからダイレクトメッセージ(DM)が届いた場合には、メッセージリクエストを承認する前にひと呼吸おいて確認を行えるように警告が表示されるようになります。
最後に、既知の悪質なリンクについてはMetaのアプリ全体でブロックしていますが、これに加えて、リンクが不審と思われる場合は警告するようにします。疑わしいプロフィールの自己紹介欄でそうした不審なリンクをタップした場合には、リンクを開く前に再確認して詐欺の可能性を認識できるように、警告がポップアップされるようになります。
「セキュリティの確認」機能を用いたアカウントのセキュリティ対策で、新たなアクションを実行できるようになりました。今後は具体的な手順として、「強力なパスワードの設定」「二段階認証の有効化」「アカウントリカバリーの連絡先情報(電話番号、メールアドレスなど)の更新」などが表示されるようになります。「セキュリティの確認」を完了するには、[プロフィール]に移動して右上のメニューをタップしてから、[設定]、[アカウントセンター]、[パスワードとセキュリティ]をタップし、下にスクロールして[セキュリティの確認]をタップします。
フォローしていないアカウントからタグ付けまたはメンションされた場合に、安全とプライバシーに関する設定の確認と更新を促すリマインダーが表示されるようになります。この確認では、リール動画のリミックスの設定、メッセージの設定、不適切なコンテンツのコントロール、滞在時間ツールを順に見て、アカウントの設定が自分の望みどおりになっているかを確認します。
Instagramで問題が発生した場合は、やり取り、投稿、またはプロフィールを報告し、[サポートリクエスト]でその報告の状況を確認するようにしてください。アカウントへのアクセスに関する問題については、instagram.com/hackedが役に立ちます。最後に、Meta認証に登録している場合は、Instagramのライブチャットサポートに問い合わせることができます。
Instagramを安心・安全に利用するためのツールとアドバイスについて、詳しくはabout.instagram.com/safetyをご覧ください。
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